=朝 水を飲むこと=
アーユルヴェーダの教えでは、ディナチャルヤと言って朝起きて夜寝るまで1日の生活をこのように過ごすと良いですよ~って細かく古典書(主に、チャラカ·サンヒター、スシュルタ·サンヒター、アシュタンガ·フリダヤ·サンヒター、アシュタンガ·サングラハ)などに記載されています。その中で今回は『朝、水を飲む』ことについてです。
アーユルヴェーダは普段は白湯をすすめていますが、朝起きたときは『常温の水』を飲むことをすすめています。その量は、8プラスリティ(約640CC)と『アシュターンガ·サングラハ 総論 3章』で教えています。朝起きたばかりの時は、睡眠中に汗をかいたり、鼻や口腔粘膜から水分が蒸発しているので身体は水分不足になっています。それで、640CCのお水を空っぽ状態の胃の中に。お水が入る事で、胃 大腸反射で、大腸の大蠕動運動が起こりスムーズに排泄を助けてくれます。『たかが水、されど水』排泄だけではなく、皆さまの体調はすこぶる良くなる事でしょう。身体の中もきれいに流されて気持ちいい1日のスタートになります。
640CC、多くて飲みきれないよ~って方は飲める量から始めてみませんか。
5000年前から伝わるアーユルヴェーダの叡知を実践して健康で幸せになりましょう。